イタリア旅行の注意点と安全対策

【チップ】
レストランやホテルなどの料金には、ほとんどサービス料が含まれているので、必ずしもチップ(伊語でmanciaマンチャ)は必要ではありませんが、快いサービスを受けたときや通常以上の手間をとらせたときなどには、チップが必要です。

*レストラン
料理代金に含まれる場合がほとんど。別計算の場合も、勘定書きには含まれている。店の格により7〜15%程度。

*ホテル
ポーターやルームサービスに対して、E1程度。

*タクシー
料金の10%程度。

*トイレ
係員が一律に徴収する場合や、机にお皿を置いて任意にとする場合がある。E0.70〜1程度。

【飲み水】
イタリアの水道水は日本とは異なり、石灰分が多い硬水です。水道水を飲まないで、ミネラルウォーターを飲むことをおススメします。レストランやバールではミネラルウォーターを注文するのが普通です。

【治安やトラブル】
イタリア旅行の際、ガイドブックや巷の声で「イタリアは怖いところ」と言われているだけに治安面はとっても気になるところです。ミラノ、フィレンツェ、ローマ、ナポリのような大都市では他のヨーロッパの大都市と同様治安がよい都市ではありません。

いきなりピストルを突きつけられたり、力づくで金品を奪うことは少なく、たいていはスリ、引ったくり、置き引きのような小さな犯罪です。地下鉄やバスなどの公共交通機関内でのスリ、町なかでは子供や乳飲み子を連れたスリ集団などの被害が多く報告されています。各個人の注意により未然に防ぐことができます。

引ったくりや盗難のカモにならない為にも、特に治安のよくない大都市ではあまり貴金属を身につけて観光されないほうが無難でしょう。

【マナー・習慣と文化の違い】
全体的にはイタリア人は、寛容で、機転と創造性に富む人々で、気軽に外国人と会話を交わし、自身の土地の豊かさを熱心に伝えようとする親しみのある国民性です。しかしながら、楽しく旅行をするためには、旅行者側の「日本とは違う」という意識の持ち、細かな注意も必要になります。

* 喫煙
2005年1月10日より「禁煙法」が施行され、ホテル、レストラン、バールなどを含め、すべての屋内、公共の場が禁煙です。違反者は27.20?275.00ユーロの罰金。周囲に子供や妊婦がいた場合、罰金は倍額になります。

* 教会・美術館
教会、美術館や博物館も静粛に見学しましょう。観光客が多い所ではどうしてもざわつきます。時折係員に「シーッ」静かにしろと注意されることも。気をつけましょう.

* 服装
多くの教会ではノースリーブ、ひざ出しのミニスカートやパンツでの入場禁止です。スカーフやストールで肌をカバーするとOK。美術館では床が板張りが多いので、細いハイヒールや音の大きな靴は禁止です。


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